「両手仲介って結局なに?業者に騙されてるの?」
不動産購入を考えているみなさん!そんな不安、持ってませんか?
正直に言います!業者にとって都合がいい仕組みなのは本当です笑 でも「だから悪」は少し違う!
12年間、不動産売買の仲介をしてきた私が、業界の内側からちゃんと説明しますね!
両手仲介って何?まず仕組みをサクッと理解しよう
不動産売買には必ず「仲介業者」が登場します。この業者のパターンが「片手」と「両手」に分かれます。
片手?両手?? ですよね笑
片手仲介:売主側に1社、買主側に別の1社が入る。それぞれが依頼主の味方として動きます。
両手仲介:売主・買主の両方を同じ1社が担当する。手数料を両者からもらえます。
不動産の仲介手数料は売買価格の最大3.3%(税込)。両手なら単純に売上が2倍になります。だから業者が「両手を狙いたい」気持ちも理解できますよね・・・
実はアメリカでは禁止されている話
これ、意外と知られていないんです!
アメリカでは「デュアルエージェンシー」として、両手仲介を禁止している州が多くあります。「同じ業者が売主と買主の両方の代理人になるのはおかしい」という考え方です。
でも日本では合法で、むしろ普通に行われています。
なぜかというと、シンプルに業者にとって美味しいからです。自分が預かった物件を自社の客に売れれば手数料が倍になる。そのインセンティブが、日本の不動産業界全体に染み付いています。
売主が知っておくべきリスク:「囲い込み」の話
売主にとっての最大のリスクは、囲い込みです。
簡単に言うと、「うちの客にしか物件を紹介しない」という行為。他社に情報を積極的に流さず、自社での両手取引を優先する。
本来なら他社経由でもっと早く・高く売れたかもしれないのに、それをされると機会を逃します。
対策はシンプルで、一般媒介契約を選ぶこと。
一般媒介なら複数の業者に同時に依頼できます。1社が囲い込みをしても他社経由で売れる可能性が残る。両手仲介を避けたい売主には、まずこれがおすすめです。
買主にも影響がある?値引き交渉の話
買主の立場から見ると、両手仲介では値引き交渉が通りにくくなることがあります。
担当業者は売主・買主の両方から手数料をもらっています。買主が「100万円下げて」と言っても、売主の手取りが減ると気まずい。業者が板挟みになって、買主の主張を強く押せなくなるケースがあります。
ここが本音です:「両手仲介=悪」は誤解
でも、ちょっと待ってください。
買主にとっての意外なメリットも、実はあるんです。
それは、【「交渉中に他の人に物件を買われるリスクが低くなる」】こと。これ意外と大事!!
片手仲介だと、売主側の業者は他の買主候補を探し続けています。あなたが「もう少し安くならないかな」と考えている間に、別の人が「定価で買います!」と申し込んでくることがある。
でも両手仲介なら、担当業者はすでにあなたを買主として応対しています。他の候補をわざわざ探す理由が薄い。交渉する時間的な余裕が生まれやすいんです。
ただし、これには大前提があって。
担当業者が誠実かどうかが全てです。これ、ホントに重要!笑
12年やってきて、一番伝えたいこと
これが、この記事で一番伝えたいことです!
不動産業者を過度に警戒すると、損をします。
信じられないかもしれませんが、これは本当のことです。
業者への不信感が強いお客様は、情報を出し渋り、全てを疑い、細かい確認を何度も繰り返します。不動産屋さんも人です。「この人のために何とかしたい」という気持ちが無ければ味方にはなってくれません。
一方、「この人は自分を信頼してくれている」と感じると、業者は自然と誠実に、一生懸命に動きます!笑
売主への値引きをもう一歩踏み込んで交渉したり、他の物件情報をいち早く教えてくれたり、契約後のフォローを丁寧にしてくれたり。
「信頼」って、最高の交渉ツールですよ!!
もちろん、全ての業者が誠実とは言いません。だからこそ「誰に頼むか」が重要。信頼できる担当者を見つけたら、あとは任せてみることも大切な戦略です。
両手仲介への3つの実践的な対策
① 一般媒介契約を選ぶ(売主向け)
複数社に依頼できるので囲い込みリスクを分散できます。
② レインズの公開状況を確認する(売主向け)
物件がレインズ(不動産流通機構)に登録・公開されているか確認しましょう。「公開設定になっていますか?」と業者に聞いてみるだけで、囲い込みの意図がある程度わかります。
③ 担当者の人柄を見る(売主・買主共通)
最終的には「この人は信用できるか」です。質問への回答が丁寧か、デメリットも正直に話してくれるか、急かしてこないか。面談の中でしっかり見極めましょう。
まとめ:大事なのは仕組みより「人」
- 両手仲介は業者に有利な仕組みなのは事実
- でも「囲い込み」をする業者とそうでない業者がいる
- 売主は一般媒介契約でリスクを分散できる
- 買主には「他者に取られにくい」メリットもある
- 結局、担当者が誠実かどうかが全て
不動産取引で「不安なこと」「心配に思うこと」「疑問に感じること」があれば、ぜひ気軽に相談してください。
記事にしてほしいテーマがあればコメント欄で教えてください!
業界の本音、私が全てお答えします!笑
最後までお読みいただきありがとうございました!
【著者プロフィール】
不動産売買仲介歴12年。「キレイごとなし、業界の本音」をコンセプトに情報発信中。


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