みなさんこんにちは!本音みなとです!
今日も不動産の本音をお伝えしていきます。今回のテーマは「不動産購入の後悔」。
もちろん今日も、皆さんへの営業活動は一切しません笑
それでは行きましょう!
ここ最近、制度や手続きの話が続いたので今回は硬い話はやめましょう笑
12年間この仕事をしていると、引渡しから何年か経ったあとにお客様から連絡をいただくことがあります。そのときに出てくる言葉が【あのとき、こうしておけばよかった】。正直に言うと、この一言を聞くのが一番こたえます😔
ただ、何十件と聞いてきて分かったことがあります。【後悔の中身は、驚くほど似ている】んです。パターンは大きく分けて3つあります。
今回は雑井さんにたっぷり登場してもらいましょう。彼が踏んだ地雷を先に知っておけば、みなさんは同じ道を通らずに済みます。

①後悔の正体は「物件選びの失敗」ではありません
結論から言うと、こうです。
【後悔しているのは”物件”ではなく、”決め方”】
意外に思われるかもしれませんが、「この家そのものがダメだった」というケースは実はそれほど多くありません。多いのは【決めるときのプロセスに穴があった】パターンです。
同じ物件を買っても、納得して決めた人は満足していて、流されて決めた人は後悔しています。物件は同じなのに、です。
つまり後悔は【買う前の数週間】で決まります。ここから、その穴を3つ見ていきましょう。

②ミス1:「借りられる額」を「買っていい額」だと思ってしまう
借りられる額と買っていい額。勉強熱心な皆さんならもう知っているかもしれません。
銀行が出してくる借入可能額は、年収から機械的に計算された【上限】です。あなたの家族構成も、教育費の予定も、車の買い替えも、旅行が好きかどうかも見ていません。
雑井さんは「5,000万円まで借りられます」と言われ、それを予算だと思って物件を探しました。結果、返済にゆとりがなく、子どもの習い事を諦めることに。
しかも今は金利が動く時代です。2026年に入って変動金利は1%を超える水準になり、政策金利もさらに上がるという見方があります。仮に借入4,000万円・35年返済で金利が1%から2%に上がると、【毎月の返済が約2万円増える】計算です。
- ◆ 借入可能額いっぱいで組もうとしている
- ◆ ボーナス返済を前提にしている
- ◆ 「今の家賃と同じくらいだから大丈夫」で決めている
- ◆ 金利が上がった場合の返済額を計算していない
【ここだけの話】私たち不動産屋も、つい「◯◯万円までいけますよ」と言ってしまいます。悪気はありません。でもその一言で、お客様の中で【上限が目標に変わってしまう】ことがあるんです。この言葉を聞いたら、一度立ち止まってください。

③ミス2:「今決めないと」の焦りに流される
2つ目は、心理面のミスです。
「他にも検討されている方がいます」——この言葉、聞いたことがある方も多いと思います。
先に言っておくと、これは【ウソではないことのほうが多い】です。条件の良い物件に複数の申込みが入るのは日常的にあります。私も事実としてお伝えします。
ただ問題は、この言葉が【判断を急がせる圧力】として働いてしまうこと。雑井さんはこれで、周辺環境をろくに見ないまま申込みを入れました。
【業界でよく見る話】焦って決めた人と、すぐ決めた人は、まったく違います。後者は【事前に条件の優先順位が決まっていた】から即決できただけ。判断が速いのではなく、準備が終わっていたんです。
- ◯ 譲れない条件を3つまで紙に書き出しておく
- ◯ 予算の上限を先に決めておく(②の話)
- ◯ 家族の意見を事前にすり合わせておく
- ◯ 「この条件なら即決する」というラインを持っておく
準備さえできていれば、急かされても【自分の基準で】判断できます。焦りは、準備不足のところに入り込んでくるんです。

④ミス3:「売るとき・貸すとき」を一度も考えない
3つ目は、プロとして一番もったいないと感じるミスです。
購入を検討している方に「将来売る可能性は?」と聞くと、たいてい「ずっと住むつもりです」と返ってきます。その気持ちはよく分かります。
でも12年見てきて思うのは、【人生は想像以上に変わる】ということです。転勤、両親の介護、家族構成の変化、独立や転職。実際、手放すことになった方を何人も見てきました。
雑井さんも転勤が決まり、売却しようとして初めて気づきました。駅から遠く、間取りも特殊で、買い手がなかなか見つからなかったのです。
出口を意識するだけで、選ぶ物件は変わります。
- ◆ 駅やバス停から遠い(住むには平気でも、売るときに効いてくる)
- ◆ 極端に個性的な間取り・内装
- ◆ 管理状態が悪いマンション
- ◆ 再建築が難しい土地
【ずっと住むつもりでも、売りやすい家を選んでおく】。これは損得の話ではなく、【将来の自分の選択肢を残しておく】という話です。

⑤後悔しなかった人がやっていたこと
では、満足して暮らしている貸鯉さんは何をしていたのか。振り返ると、驚くほどシンプルでした。
- ◯ 「毎月いくらなら気持ちよく払えるか」を先に決めていた
- ◯ 譲れない条件と、妥協できる条件を分けていた
- ◯ 迷ったときは、その場で決めずに一晩おいていた
- ◯ 「10年後に売るとしたら」を一度だけ考えていた
- ◯ 分からないことは、遠慮せず担当者に何度も聞いていた
特別なことは何ひとつありません。ただ【自分の基準を持っていた】。それだけです。
そして意外に思われるかもしれませんが、こういうお客様のほうが、私たち不動産屋にとっても提案しやすくて助かります。基準がはっきりしている方には、こちらも本気で物件を探せますから。
〜ワンポイント・アドバイス〜
3つとも大事ですが、全部を完璧にやろうとすると疲れてしまいます・・・
しかし!ここだけは押さえてください!それは・・・
【予算は「借りられる額」ではなく「毎月いくらなら払い続けられるか」から逆算する】ということです。
紙に「毎月◯万円までなら、旅行も習い事も諦めずに払える」と書いてみてください。その金額から逆算した総額が、あなたにとっての本当の予算です。
ここさえ間違えなければ、他の失敗は取り返しがつきます。でも予算を間違えると、35年間ずっと効いてきます。ここだけは、絶対に人任せにしないでください!!

まとめ:後悔しないためのチェックリスト
- □ 「毎月いくらなら払えるか」を自分で決めた
- □ 借入可能額を予算だと思っていない
- □ 金利が上がった場合の返済額も計算した
- □ 譲れない条件を3つまでに絞って書き出した
- □ 家族と事前に意見をすり合わせた
- □ 急かされても、自分の基準で判断できる状態にある
- □ 「もし売るとしたら」を一度は考えた
後悔している方に共通しているのは、判断を誰かに委ねてしまったことです。逆に言えば、【自分の基準さえ持っていれば、後悔はかなりの確率で避けられます】。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
「こんなことで後悔している」「これから買うけど不安」そんなみなさんの疑問や体験談。コメント欄でお待ちしてます!
すでに購入された先輩方!やっておいてよかったこと、逆に「これは失敗した」という話も、後輩のみなさんに是非教えてください✨️
一緒に、後悔しない不動産取引を目指しましょう!
不動産売買仲介歴12年。「キレイごとなし、業界の本音」をコンセプトに情報発信中。
次回予告
今回②で「焦らされる」話をしましたが、実はもっと手前の【物件探しの段階】にも落とし穴があります。
次回は【おとり広告の見分け方】。ネットに出ているあの好条件の物件、なぜいつまでも掲載されているのか。業界の内側から忖度なしでお伝えします。それでは次回もお楽しみに!



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